2021.04.17
陸屋根の雨漏りの原因や対策方法とは?修理費用の相場や業者の選び方なども徹底解説!
「陸屋根の雨漏り対策はどうしたらいいのか」
「陸屋根の雨漏り修理にかかる費用相場が知りたい」
こうしたお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
陸屋根は一般的な屋根よりも雨漏りが発生しやすいです。
適切な雨漏り対策を行わないと、屋根の劣化を早める原因にもなるでしょう。
そこで、今回は陸屋根の雨漏り対策について以下の情報を紹介していきます。
・陸屋根が雨漏りしやすい理由
・陸屋根が雨漏りする原因
・陸屋根の雨漏り修理費用の相場
・雨漏り修理の費用を抑える方法
・陸屋根の雨漏り対策には「防水工事」
・雨漏り修理を依頼する業者の選び方
陸屋根の雨漏りにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでいただければ、陸屋根の雨漏り対策が適切に行えて、雨による住宅の劣化を予防できるでしょう。
陸屋根が雨漏りしやすい理由とは
陸屋根が雨漏りしやすい理由として、「屋根がフラットな形状である」という点があげられます。
一般的な三角屋根は勾配があるため雨水が流れやすいです。
しかし、陸屋根はフラットな形状なため雨水が屋根上に溜まりやすくなります。
もちろん、陸屋根にも雨水を流すための多少の勾配は設計されています。
しかし、三角屋根よりも水はけが悪いため、雨漏りしやすくなるのです。
陸屋根の雨漏りの原因は主に3つ
陸屋根の雨漏りの原因は、主に以下の3つです。
・防水層の劣化や破損
・排水溝の詰まり
・パラペットの劣化や破損
3つの原因を押さえておけば、早めに陸屋根の雨漏り対策を行えるでしょう。
雨漏りの原因について、それぞれの内容を詳しく解説していきます。
防水層の劣化や破損
陸屋根の雨漏りは、防水層の劣化や破損が原因で起きる場合があります。
陸屋根には雨漏りを防ぐために防水層が施工されています。
しかし、防水層が雨風や紫外線などの影響で劣化したり破損したりすると、防水機能が低下するため雨漏りが発生しやすくなるのです。
雨漏りが発生する前に、定期的に防水層の点検やメンテナンスを行う必要があります。
排水溝の詰まり
排水溝の詰まりも、陸屋根の雨漏りの原因の1つです。
陸屋根には、雨水を流すための排水溝(ドレン)が設置されています。
排水溝は陸屋根の雨水を集める重要な部分です。
しかし、排水溝に枯れ葉やゴミが詰まってしまうと、排水がうまく行えずに屋根上に雨水が溜まります。
屋根上に雨水が長時間溜まってしまうと、雨漏りが起きる原因になるのです。
雨水をきちんと排水するためにも、排水溝は定期的に掃除しなければいけません。
パラペットの劣化や破損
パラペットの劣化や破損も、陸屋根の雨漏りの発生につながります。
パラペットとは、屋上やバルコニーの外周部分に設置されている低い壁です。
雨風や紫外線の影響を受けて劣化したり破損したりします。
パラペットに劣化や破損があると、隙間から雨水が住宅内部に浸入してしまい、雨漏りの原因となります。
陸屋根の場合、パラペットの定期的な点検やメンテナンスも必要です。
陸屋根の雨漏り修理にかかる費用相場
陸屋根の雨漏り修理にかかる費用には、「雨漏りの修理費用」と「防水工事の費用」の2つがあります。
陸屋根が雨漏りした場合、まずは雨漏り修理を行い、その後防水工事を行うためです。
そのため、2つの費用を合わせた金額が、陸屋根の雨漏り修理にかかる工事価格となります。
それぞれの費用相場を詳しく解説していきましょう。
雨漏り修理の費用相場
陸屋根の雨漏り修理にかかる費用相場は、20~100万円ほどです。
また、修理費用のほかに、雨漏りの調査費用が必要な場合もあります。
雨漏りの原因を特定するための調査であり、調査方法ごとの費用相場は以下の通りです。
調査方法 | 費用 |
目視調査 | 無料の場合が多い |
散水調査 | 3~15万円 |
赤外線カメラ調査 | 18~30万円 |
ガス調査 | 18万円~ |
どの雨漏り調査を行うかによっても、雨漏り修理にかかる費用は異なります。
雨漏り調査を行った場合、最大で30万円ほどの追加費用がかかることを覚えておきましょう。
防水工事の費用相場
陸屋根の防水工事にかかる費用は、施工方法によって異なります。
施工方法ごとの費用相場は以下の通りです。
施工方法 | 1平方メートルあたりの費用相場 |
ウレタン防水 | 6,500~12,000円 |
シート防水 | 8,000~15,000円 |
FRP防水 | 6,500~10,000円 |
アスファルト防水 | 11,000~22,000円 |
一般的に費用が高くなるほど耐用年数も長くなります。
中でもアスファルト防水は耐用年数が15~25年と長く、メンテナンス頻度を抑えたい方におすすめです。
陸屋根の雨漏り修理にかかる費用を抑えるための方法
陸屋根の雨漏り修理費用を抑えるためには、以下の3つの方法があります。
・陸屋根を定期的にメンテナンスする
・火災保険を使って雨漏り修理をする
・補助金や助成金を利用する
上記の方法を知っていれば、費用を抑えながら陸屋根の雨漏り修理ができる場合があります。
それぞれの方法を、詳しく解説していきましょう。
陸屋根を定期的にメンテナンスする
雨漏りの修理費用を抑えたい場合は、陸屋根の定期的なメンテナンスをしましょう。
陸屋根を定期的にメンテナンスすることで、破損箇所の悪化を早めに修繕できるため、雨漏りの発生を防げます。
屋根の専門家でなくとも、定期的な掃除程度のメンテナンスであれば難しいことはありません。
定期的に掃除やメンテナンスを行えば、陸屋根を長持ちさせられるでしょう。
また、陸屋根のメンテナンスには主に以下の2つの方法があります。
・排水溝の掃除をする
・防水層のメンテナンスをする
それぞれの方法を詳しく紹介していきます。
排水溝の掃除をする
陸屋根の定期的なメンテナンス方法に、排水溝の掃除があります。
陸屋根の排水溝は屋根全体の雨水を集めるため、落ち葉やゴミなどが流れてきやすいです。
落ち葉やゴミで排水溝が詰まると、陸屋根に雨水が溜まりやすくなり、雨漏りの原因となります。
定期的にゴミを取り除いたり、汚れを落としたりなどして排水溝の掃除を行い、陸屋根の排水機能を維持させるようにしましょう。
防水層のメンテナンスをする
防水層のメンテナンスも、陸屋根の寿命を延ばして雨漏りを防ぐ方法としてあげられます。
まずは、防水層が劣化していないかチェックしてください。
防水シートの場合は、裂けたり穴が空いていたりしていないか、塗膜防水であれば、塗膜が浮いたりひび割れたりしていないかを確認します。
防水層が劣化していたら、早めに補修することで雨漏りを防げます。
素人では判断が難しいと感じたら、早めに業者へ相談するとよいでしょう。
火災保険を利用して雨漏り修理をする
陸屋根の雨漏り修理費用を抑えたいなら、火災保険を利用する方法も検討しましょう。
雨漏りの原因によっては、火災保険を使って屋根の修理が可能です。
以下で火災保険が適用される条件とされないケースを紹介していきます。
屋根の雨漏り修理に火災保険が適用される条件
火災保険が適用される主な条件は、以下の3つです。
・規定された災害による被害
・被害を受けてから3年以内
・修理費用が20万円以上
規定された災害とは、「風災」「雹災(ひょうさい)」「雪災」です。
「風災」は風による被害のことで、台風や暴風によって屋根の一部が飛んだり、剥がれたりした場合を指します。
「雹災(ひょうさい)」は雹による被害のことで、屋根が破損したり穴が空いたりしたケースです。
日本では屋根が破損するほどの雹は珍しいですが、発生した場合には大きな被害となります。
「雪災」は屋根に積もった雪の重さで屋根が破損するケースで、豪雪地帯によく見られます。
陸屋根の場合だと、強風による飛来物で屋根の一部が破損して雨漏りを引き起こすケースが考えられます。
また、雹災により防水層の塗膜が破損して、破損箇所から雨漏りが発生することも考えられるでしょう。
火災保険が適用されるかどうか素人では判断が難しいため、台風や雹が降った後に被害を受けた際は、早めに保険会社へ相談しましょう。
火災保険が適用されないケース
一方で、火災保険が適用されないケースは「経年劣化」と「施工不良」の場合です。
屋根材や施工方法が不適切で、施工不良によって雨漏りが発生した場合は火災保険は適用されません。
施工不良であれば、業者独自の保証や瑕疵(かし)保険などによって修理費用をカバーしてもらえる場合があります。
しかし、経年劣化であれば雨漏りの修理費用は自身で負担する必要があります。
雨漏りの原因が災害によるものや施工不良の場合でも、年数が経過してしまうと自身で修理費用を負担しなければいけません。
そのため、災害によって雨漏りが発生した場合は早めに保険会社に連絡して補償対象かを判断してもらいましょう。
また、屋根工事の後は施工不良が起きていないかよく確認して、問題があれば早めに施工業者に連絡して修理を依頼しましょう。
補助金や助成金を利用する
補助金や助成金を利用して、雨漏りの修理費用を抑える方法もあります。
自治体によっては、屋根の雨漏り修理に対して補助金や助成金の制度を設けている場合があります。
補助金や助成金が利用できれば、自身で負担する修理費用が少なくて済むでしょう。
以下にて、雨漏り修理で利用できる補助金を2つ紹介していきます。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、国が運営する助成金制度で、補助対象は主に以下の4つです。
・住宅診断(インスペクション)を行う
・住宅の性能向上を目的としたリフォーム
・三世代同居対応リフォーム
・子育て世帯向けリフォーム
雨漏り修理は上記の内、住宅の性能向上を目的としたリフォーム工事に含まれる「劣化対策」にて補助金が受け取れる可能性があります。
補助額は工事費用の3分の1で、上限額は100万円です。
また、住宅診断(インスペクション)で雨漏り箇所の調査を行った場合も補助金が受け取れる可能性があります。
省エネリフォームに関する補助金
省エネリフォームに関する補助金を利用することで、雨漏り修理費用を抑えられる場合があります。
雨漏り修理と同時に省エネリフォームを行うことで、補助金の申請が可能です。
省エネリフォームに関する助成金は各自治体ごとに設けられており、具体例として以下のような制度があります。
自治体 | 補助制度名 |
東京都品川区 | 住宅改善工事助成事業 |
埼玉県 | 住宅用省エネ設備導入支援事業補助制度 |
神奈川県横浜市 | 住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度 |
省エネ性能を盛り込んだリフォームを行うと、一般的な雨漏り修理よりも費用は高くなります。
しかし、補助金を利用することで、通常よりも費用を抑えて性能のいい屋根へとリフォームできるのです。
特に築年数が経過した住宅であれば、補助金を利用して大規模な修繕を行うのもおすすめです。
お住まいの自治体で設けられている省エネリフォームに関する補助金を調べて、支給対象であればぜひ利用してみましょう。
陸屋根の雨漏り対策には「防水工事」
陸屋根の雨漏り対策は、「防水工事」を行います。
防水工事には、大きく分けて以下の3つの工法があります。
・塗膜防水
・シート防水
・アスファルト防水
それぞれの防水工事の施工方法や費用相場、メリット・デメリットなどを紹介していきます。
以下の内容を参考にして、お住まいの住宅の屋根にあった防水工事の方法を選んでください。
塗膜防水
塗膜防水は、陸屋根に液状の防水材を塗って塗膜をつくる工法です。
塗膜防水には、「ウレタン防水」と「FRP防水」の2つのタイプがあります。
以下にて、2つの工法を詳しく解説します。
ウレタン防水
耐用年数 | 10~12年程度 |
費用相場 | 6,500~12,000円/平方メートル |
メリット | 屋根の形状を選ばない |
デメリット | 工期が長い |
ウレタン防水はその名の通り、ウレタン防水材を使用します。
使用する防水材のグレードによって費用が大きく変わります。
ウレタン防水のメリットは、屋根の形状を選ばずに施工できる点です。
塗膜を塗布する工法なので、段差や障害物のある複雑なつくりの陸屋根でも施工がしやすいです。
デメリットは、工期が長くなる点です。
塗膜防水では、下塗りを含めると3度以上の塗布が必要となります。
塗装ごとにしっかりと乾燥させる必要があるため、その分工期も長くなります。
また、施工期間に雨が降った場合も工期が延びる可能性があるでしょう。
FRP防水
耐用年数 | 10~12年程度 |
費用相場 | 6,500~10,000円/平方メートル |
メリット | 軽量で建物への負担が少ない |
デメリット | 伸縮性が低い |
FRP防水は、ポリエステル樹脂とガラス繊維製の補強プラスチックを混ぜ合わせた防水材を塗布していく工法です。
防水性に優れた塗膜であり、お風呂の浴槽や船舶などにも使われます。
FRP防水のメリットは、軽量なので建物への負担が少ない点です。
築年数が経過した建物の陸屋根へも安心して施工できます。
また、ポリエステル製の防水材なので、紫外線や摩擦、温度変化にも強く、屋上の駐車場でも使用されています。
デメリットとしては、伸縮しにくい点があげられます。
地震が起きたり建物が揺れたりした際は、塗膜がひび割れてしまう可能性が高いです。
シート防水
耐用年数 | 10~15年程度 |
費用相場 | 8,000~15,000円/平方メートル |
メリット | 工期が短い |
デメリット | 場所によっては施工が難しい |
シート防水は、塩化ビニール製やゴム製の防水シートを施工箇所に張り付けていく工法です。
接着剤を使用して屋根に直接貼り付ける「接着工法」と、ビスなどで固定する「機会的固定工法」の2つがあります。
シート防水のメリットは、工期が短い点です。
シートを貼り付けていく作業なので、短期間での施工が可能です。
また、既存の下地材を選ばない点もメリットといえるでしょう。
デメリットとしては、場所によっては施工が難しいという点です。
シートがうまく貼れない、でこぼこしている場所や障害物のある陸屋根への施工には不向きといえます。
アスファルト防水
耐用年数 | 15~25年程度 |
費用相場 | 11,000円~22,000円/平方メートル |
メリット | 防水性や耐久性が高い |
デメリット | 防水材が重たい |
アスファルト防水は、液状やシート状にしたアスファルトの防水材を使用して防水層をつくる工法です。
防水性、耐久性にも優れていて、日本で長く使用されてきた防水工事の工法です。
メリットはなんといっても防水性や耐久性の高さです。
原料がアスファルトのため、多少の雨風で腐食することはなく、飛来物にも強いといえます。
デメリットとしては、屋根が重くなる点です。
築年数が古く、建物への負担を避けたい住宅の陸屋根への施工には向いていません。
また、アスファルト防水には以下の3つの工法があります。
・熱工法
・トーチ工法
・常温工法
それぞれの工法の施工方法やメリット、デメリットなどを紹介します。
熱工法
メリット | 施工不良を減らせる |
デメリット | 防水材が重たい |
溶かして液状になったアスファルトと、ルーフィングシートを交互に重ねて防水層をつくっていく工法です。
熱したアスファルトを薄く流していき、その上からルーフィングシートを貼り付けていきます。
熱工法のメリットとしては、施工不良を減らせる点です。
最も使用されている工法なので、多くの業者が対応可能です。
また、施工経験も豊富な場合があるため、工事の失敗が少ないでしょう。
デメリットとしては、屋根が重くなることです。
アスファルト防水の中で、唯一液状アスファルトを使用する工法であるため屋根全体の重さが増してしまいす。
トーチ工法
メリット | 大掛かりな設備が不要である |
デメリット | 煙や臭いが発生する |
アスファルトで加工されたルーフィングシートを、トーチバーナーで炙りながら下地に接着させて防水層をつくる工法です。
メリットとしては、大掛かりな設備が必要ない点です。
熱工法のように、アスファルトを溶かす設備や機械が必要ありません。
住宅街のスペースが限られた建物でも施工可能です。
デメリットとしては、臭いや煙が発生する点です。
トーチバーナーでシートの接着面を炙る際に、独特の臭いや煙が発生します。
住宅街のように密集した地域の場合、臭いや煙の発生について近隣へ事前に知らせておくとよいでしょう。
常温工法
メリット | 臭いや煙が発生しない |
デメリット | 粘着層の硬化までに時間がかかる |
裏面に粘着層を加工した改質アスファルトルーフィングシートを張り重ねていく工法です。
防水性を高めるため、2枚以上貼り重ねるのが一般的です。
常温工法は。シートをそのまま貼り付ける工法なので、嫌な臭いや煙が発生しない点がメリットとなります。
デメリットとしては、粘着層の硬化に時間がかかる点です。
粘着層は温度の変化によって硬化スピードが変わります。
気温が低すぎると、硬化に時間がかかってしまいます。
陸屋根の雨漏り修理はDIYでも可能か?
応急処置であれば、DIYでも陸屋根の雨漏り修理が可能です。
雨漏りしている箇所にブルーシートや防水シートを敷いて保護する程度であれば、DIYで対応可能です。
しかし、根本的な雨漏り修理はDIYでは難しいといえます。
専門業者でも確実な雨漏り修理が難しい場合があるのです。
また、DIYで修理しても施工不良になったり余計に悪化させてしまったりする場合もあります。
陸屋根で平らな形状とはいえ、高所での作業になるため危険が伴う可能性もあるでしょう。
陸屋根の雨漏り修理は自身でなんとかしようとせず、まずは専門業者へ相談することをおすすめします。
陸屋根の雨漏り修理を依頼する業者の選び方
陸屋根の雨漏り修理を依頼する業者を選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・防水工事の施工実績を確認する
・工事の相見積もりをして比較する
・口コミ評価が高い業者を選ぶ
上記をのポイントを押さえて業者選びをすることで、信頼できる施工会社に安心して依頼できるでしょう。
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
防水工事の施工実績が豊富か確認する
まずは、防水工事の施工実績が豊富かどうか確認しましょう。
陸屋根の防水工事の施工実績が豊富な業者は、適切な工法を選べたり、施工不良が防げたりします。
なかでも、防水工事の工法別に細かく施工実績を開示している業者は信頼できます。
反対に、施工実績を開示していない業者は信用できません。
施工実績を非開示にしている業者は、顧客との間でトラブルが多かったり、施工不良が多発していたりすることも考えられます。
事前に施工実績を確認するのは、安心して依頼できる業者を見極める際の重要なポイントとなります。
工事の相見積もりをして複数社の見積書を比較する
優良業者を選ぶ際は、相見積もりすることをおすすめします。
複数社に見積もりを出してもらい、価格や工事方法、使用する材料などの内訳が細かく記載されているか比較します。
また、見積書の工事価格が適正かどうかも、優良業者を見極めるための大事なポイントです。
工事価格が安すぎる場合、雨漏りの状態や建物に合った施工ではなく、手抜き工事をされる可能性があります。
口コミ評価が高い業者を選ぶ
陸屋根の雨漏りを修理する際は、口コミ評価が高い業者を選ぶことも大事です。
口コミ評価が高い業者は、施工に問題がなく、顧客との信頼関係が築けている証拠ともいえます。
口コミ評価が高い業者は、技術力と顧客対応に優れた安心して依頼できる施工会社の可能性が高いです。
また、身近に雨漏り修理をした知人がいる場合は、業者選びの相談をしてみるのもよいでしょう。
陸屋根は防水工事で雨漏りを予防!施工は優良業者に依頼しよう
陸屋根は三角屋根とは異なり、雨漏りが発生しやすいです。
適切な対策をしなければ、雨漏りが再発したり建物全体が劣化したりする場合があります。
建物を長持ちさせるためにも、陸屋根や雨漏りの状態に合った修理を行いましょう。
また、雨漏り修理はDIYでは難しいため、まずは専門業者へ相談することをおすすめします。
業者の選び方は「防水工事の業者の選び方とは?押さえておくべきポイントを徹底解説!」で詳しくご確認いただけます。