大手だから安心？
大手だから全てが安心ではありません。
大手ハウスメーカー、ホームセンターをはじめ、大手電機メーカーから日用食品会社まで、およそ外壁塗装とは無関係の大手が参入してきていますが、本当に安心なのでしょうか。
実際、このような業者に外壁塗装を依頼しトラブルになるケースはかなりあるのです。
なぜ、そのようなことになってしまうのでしょう。大手なのに。
１つは大手には塗装の知識をもつ担当者がいないため、下請けにすべて丸投げしてしまうケースが多くあります。
下請けがきちんと作業をしてくれていればトラブルは起きにくいですが、それでも管理する人間がいない現場ではトラブルが発生しやすいです。
もう１つは大手から下請けに出される際に仲介業者が多く入り、実際の工事業者には１０分の１以下の手間しか払われないこともあり、手抜き工事が行われてしまうケース。
当然ですが金額の高い下塗り材料は使えず、契約通りの材料が使われない可能性だってあります。
工事金額が１０分の１では当然のことなのです。
手抜き工事は実際にあるの？対策は？
残念ながら今でも多くあり、塗装工事全体の６割以上とも言われています。
業界紙でも取り上げられていますが、業界ではありふれた話という認識なのです。
では、手抜き工事をされないためにどうしたら良いか？
外壁塗装の知識がどれだけあるのか？という点が１つの判断基準となります。
塗装の知識がなければ良い塗装職人は集まりません。
逆にいえば知識のある会社には良い職人が集まります。
すると必然的に良い工事が行われ、手抜き工事は起こらないのです。
その判断をするためには、まず、診断をしてもらうこと。
診断をしてもらい、説明をしっかり聞くことが必要です。ここで良い業者と悪い業者の差が出ます。
もう1つは、業者の考え方です。考え方は本当に重要です。
業者がどういった理念を持っているか。どのように取り組むかで信頼関係が生まれるのですから、ホームページなどで経営理念を確認したり、見積もりを持ってきた担当者に会社の姿勢を聞いてみるのも良いと思います。
しっかり会社の姿勢を見て判断してください。