傷んだ屋根がよみがえる!屋根カバー工法の工程

 

一般住宅での屋根はスレート瓦が多く(カラーベストやコロニアル瓦と呼んだりします。)使われています。スレート瓦は軽いためお家に負担を掛けないというメリットがある一方で、メンテナンス時期を怠ると、塗装での防水維持をすることが不可能な場合も出てきます。

また、最近ですと、屋根の不良商品が出回っており、こういったものに関しても塗装での対応が不可能です。そういった場合、ガルバリウム鋼板でのカバー工法が最も、適した工事と言えるでしょう。

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屋根カバー工法のガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板の特徴は、スレート瓦と同様非常に軽く出来ており、さらに耐久強度はスレート瓦よりだいぶ丈夫です。金属製の瓦ですが錆にも強いため、しっかりメンテナンスを行えば、長期にわたり強度保持されます。

また商品によってですが、当社で扱っているガルバリウム鋼板は断熱材が入っており、夏の暑い日「2階が暑くてたまらない」と悩まれている方にも、良い建材です。また、断熱材が入っていることで、雨音なども軽減されると考えられます。

 

 

屋根カバー工法 工程

下の写真は施工前の屋根の状態です。瓦が白っぽくなっているのは、下地のセメントが出ている状態です。
こういった状態ですと、瓦に雨水が吸収し、瓦自体が弱まっています。このような屋根を、塗装で回復させるのは、簡単ではありません。ですから、屋根カバー工法で対応するのが安全で安心な対処法になります。

 

屋根カバー工法 工程①

まずは棟と下地に入っている貫を撤去していきます。

 

屋根カバー工法 工程②

次の工程は、ルーフィングという防水シートを張っていきます。この防水シートが水の侵入を防ぎます。

 

屋根カバー工法 工程③

ルーフィングを張り終わると、瓦本体を張っていきます。上記の写真のように、下から上に向かってガルバリウム鋼板を張っていきます。

 

屋根カバー工法 工程④

次に棟の下地の部分の新規の貫を設置します。

 

屋根カバー工法 工程⑤

そして、棟を被せていきます。棟の中央付近には換気棟を取り付けることで、瓦全体の通気が良くなり、湿気等で下地を侵す影響を防ぎます。

 

屋根カバー工法 工程⑥

工事をする際、職人が屋根に乗ることで、屋根が足跡などで汚れてしまった箇所を綺麗にし、工事完了です。施工前と比べ見違える状態になったのがお分かりだと思います。

しかし、見た目以上に機能は大きく変わりました。20年時用経ったスレート瓦は主成分がセメントですので、瓦自体に水侵が侵入し、強度は大きく低下していました。ガルバリウム鋼板は金属製の瓦ですので、水が染みるということは無く、下地のルーフィングもスレート瓦に比べ、傷みにくくなっています。

安心を考えると、屋根カバー工法は得策です。ちなみに、もし私の自宅の屋根がスレート瓦だとしたら、間違いなく屋根カバー工法の工事を行うと思います。

 

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